JFK

4か月ほどブログをサボっておりました。

というよりH1-Bビザが取れた後、ブログを書いていなかった気が。。。

すっかりお久しぶりです。

2016年も貪欲に成長していきたいと思います。

ビザが取れて学校が亡くなりましたので、

すっかり家にこもりNETFLIXで英語を勉強していました。

が、最近飽きてきた（脳が飽和状態）になったので

すこしアウトプットできればと思います。

せっかくニューヨークにいるので、CIS NYのシーズン1を見ました。

クリミナルジャスティスや医療などかなり専門的な

英単語の勉強になりました。

犯罪捜査関係に興味をもったので、ジムギャサリン氏の

JFK暗殺の謎を追求する文庫本も読みました。

世間ではオズワルトが犯人だとニュースが流されたのですが、

CIAの陰謀がすごすぎました。

これが本当に今足を踏んでいる大地で起こったことなのかと

仰天です。

ビックス湾侵攻の失敗は高校生の時に習いましたが、

FBIやCIA、ケネディが複雑に冷戦打破のために戦った背景など

とても知りませんでした。

今回ケネディに少し興味を抱いたのは、暗殺の少し前、

妹を飛行機事故で無くされています。

妹はカソリック教徒。自分の好きなロミオとジュリエットの関係、

Starcrossed loverとしてイギリスのアリストクラシー（プロテスタント）の

王子と結婚、そして両者とも亡くなることになります。

なぜケネディ暗殺は世の中で重要なのか？

おそらくこの暗殺はアメリカの短い歴史の中ではトップレベル

の失態だと言われます。

1960年代、つい最近のことです。

世論はキューバかベトナムに注目を集めていました。

世の中に冷戦の休止を求めていたケネディは

「ロシアとの和解」「CIA極秘任務であるビックス湾侵攻の非協力」の

二本の弓で、反カストロ派のキューバ人から反感を喰らいました。

CIAと反カストロ派、ともに反共産主義という立場の中の

抗争でケネディーは命を落としたということがジムギャサリン検事の考察です。

CIAは非常に好戦的は組織で、ケネディーの次のジャクソン大統領時代にも

ロシアや中国の共産国家の膨張をとめるため、武力でベトナムの戦争を

長引かせました。

たしかに日本の周りには、共産国家ばかりです。

ベトナムぐらいアメリカの手中に入れたい気持ちはよくわかります。

CIAは国益を得るためならばメディアや警察もつかいます。

メディアによって犯人扱いとなったリーオズワルト。

彼は漫画「ナルト」のウチハイタチを彷彿とさせられる二重スパイでした。

彼はアメリカの命令で、ロシアに亡命。共産国家に誓いを立て、

奥さんともそこで会いました。

もちろんアメリカの命令でしたので、ロシア人として、アメリカに再入国するのは

簡単な話でした。（当時もビザ問題は非常に厳しかったようです）

彼はアメリカに帰国後、ニューオリンズの反共産主義のロシア人コミュニティーで

ロシアでスパイをしてきた人間だと、重宝されて暮らしました。

そしてアメリカはそのことをメディアには公表せず、

「ロシアからの暗殺者」としてケネディ暗殺の犯人に仕立て上げました。

オズワルトを暗殺現場に就職のあっせんをしたのはCIAで、

複数のオズワルトが様々な会社で面接をうけたことがあとからわかりました。

組織的にここまで一人の人間をハメることは史上最悪の悪。

それをCIAが、FBIが目をつぶったアメリカ史上の恥部となる出来事は

アメリカという国の体質を疑う出来事になりました。

ケネディーは暗殺されましたが、

大統領というのは本当に様々な分野で活躍する仕事。

のちの大統領ニクソン、レーガン時代に起こる金融恐慌など

財政面にも目を傾けなければいけません。