グローバルスタンダードの曖昧さと正確さ

Newsweekで中国共産党の太子党と関係の深いファンド、Boyu capitalについての記事を
発見しました。

Newsweekより


いきなり話は脱線しますが、Windows8ではガジェット機能がない分、
下にバーッとお気に入りのページをPinすることができますが、そのPinした
ページはブラウザというより、単なるページになっておりURLなどが
必要に応じて搾取できない!

とりあえず右クリックでView page sourseのブラウザに出てくるURLを
無理やり使ってみました。

話は戻り、Boyu capitalが今回支援する電気通信系企業、アリババ。
IPOの規模としては当時のFBの160億ドルを超えるということです。

またまた話は脱線しますが、最近数字に離れていたのでおさらい。
160億ドルということで、今僕の働いているベンチャーは2億円です。
2億円だと2 Millionドルということになります。

実際に現時点で世界ナンバーワンとなるアップルの時価総額(Market Capitalization)は
やく480ビリオンドルということになっています。

ただ単純に480億ドルということではなく、一億はOne hundred million、十億でようやく
ビリオンなので、4800億ドルということになります。

そうなるとIPO価格は16Bということ。ちなみにマクドナルドが98Bです。

いろいろ話が脱線してしまい申し訳ありません。

彼らがマーケットに対してどれだけの資金規模なのかはわかりませんが170億ドル(17B)のヘッジファンドということです。

日本の1000億円を超えるヘッジファンド

実際に10000億円単位のファンドも3社ほど存在しますがそれでも100億ドルであり、
完全に上記の中国のファンドに抜けれています。

自分がよく耳にする中国の政府系ファンド

CICは保有資産だけで3000億ドル(300B)、これはファンドの力を象徴していますし
中国がもっとも活発なプライベートエクイティ市場といわれる所以も
よくわかります。

フォーチュンに載っているのがすべてなのでないか(バークシャーハサウェイもありますし)
と勘違いしがちですが、

世の中、金に対するルールがまだ曖昧ですから
ひょっとした途上国にパッと抜かれる可能性もありますね。

(ちなみにアメリカのヘッジファンドの雄、KKRが6Bの時価総額であり、
他のビジネスに手を出さず純粋にプライベートエクイティビジネスに打ち込んでいる
ことで評価されている企業もあります。)

Fiat(ラテン語で自信)Systemで形成されている紙幣本位の負債社会ですが、
ゴールドスタンダードに世界が戻ったとき、
金を実際に持っている途上国が猛威をふるう可能性すらあります。




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