四十一 経営は国境を越えられるか


80年代の円高に海外進出した企業は高い割合で撤退している。


京セラを当時サポートしていたのは大和証券だったが、
メリルリンチに移行する。


対米直接投資はバブル期には4兆、崩壊後は1兆。

日本は他の国から侵略されたことがない。(蒙古のみ)

戦国時代でも、トップの頭をとるだけ。

欧米の植民地経営に対して日本は朝鮮と中国を少し支配しただけ。
→なぜ欧米は反感を喰らわないのか。

アメリカは民主主義とは言っているがトップダウン経営をしている。
日本はコンセンサスを重視し、社長が変わっても会社は変わらない。

日本の経営者は大卒の10倍ほどしか働いていないのに、
個人保証までして会社のために金を借りている人間もいる。
→日本は上になればなるほど大変。

契約社会、訴訟問題
→日本は和をもつが、YesNoでは答えない。
→法律系英語の重要さ

マニュアル化か自分で考えるか。
→植民地経営ではマニュアルが役立つ。

アメリカの子会社の社長の給料が中途半端になる。

日本人の基調は「まず人を疑わない」「謙譲」
→ディベートが激しい中でどうやったら日本人の良さとアメリカ人の良さをだせるか。

和魂洋才
→中途半端よりも「日本流を貫いたほうがいい」
→精神は日本、技術はアメリカ。
★理想としては日本の性格のままで英語を話す。
→これが大学からアメリカに来たような日本人の強みになる。

次元の高いところでは京セラとキリスト教の宇宙自然の考え方は一致する。

2万人のアメリカ人が京セラフィロソフィーの元、働いている。


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