哲学者 もろもろ

PSYCHO-PASSというアニメが最近日本で流行っており、
メインキャラクターが哲学者の言葉を引用する興味深いアニメで、
ストーリーの節々でタイミングよく発現されるものなので頭に入ってしまう…

今回はさまざまなサイトから容易にブログに引用させていただくことが
可能でした。

登場する書籍は以下のリンクから
http://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/20130313115532.html

例。。。。↓

3話オットー・フォン・ビスマルク(1815-1898)
 宜野座 伸元「愚か者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶという」


4話 フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900)
 征陸 智巳「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いている」


9話 プラトン(紀元前427―紀元前347)
 泉宮寺 豊久「肉体は魂の牢獄だと、プラトンは言いました」
 引用:肉体は魂の牢獄である

11話 ルネ・デカルト(1596-1650)
 槇島 聖護「デカルトは、決断ができない人間は欲望が大きすぎるか、悟性が足りないのだと言った」
 引用:不決断こそ最大の害悪『情念論』

14話 ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873)
 槇島 聖護「これは、啓蒙の為の道具だったんだ。人が、人らしく生きるために…。家畜のような惰眠から目を覚ましてやるために」

 引用:「満足した豚であるより、不満足な人間である方が良い」

16話 槇島 聖護「正義は議論の種になるが、力は非常にはっきりしている。その為、人は正義に力を与える事は出来なかった」狡噛 慎也「悪いな、俺は誰かがパスカルを引用したら用心すべきだとかなり前に学んでいる」槇島「ハハハ、そうくると思っていたよ。オルテガだな。もしも君がパスカルを引用したら、やっぱり僕も同じ言葉を返しただろう。」

槇島 パンセ第5章 力と正義より ブレーズ・パスカル(1623-1662)
 「力のない正義は無力であり、正義のない力は圧制的である。力のない正義は反対される。なぜなら、悪いやつがいつもいるからである。正義のない力は非難される。したがって、正義と力とをいっしょにおかなければならない。そのためには、正しいものが強いか、強いものが正しくなければならない。正義は論議の種になる。力は非常にはっきりしていて、論議無用である。そのために、人は正義に力を与えることができなかった。
 なぜなら、力が正義に反対して、それは正しくなく、正しいのは自分だと言ったからである。このようにして人は、正しいものを強くできなかったので、強いものを正しいとしたのである」


19話 ミシェル・フーコー(1926-1984)

 引用は無し:狡噛「あいつは……マックス・ウェーバーが持ち出された次の瞬間には、フーコーやジェレミー・ベンサムの言葉を引用して返すでしょう。」


引用先ブログhttp://tukihime2.blog.fc2.com/blog-entry-97.html

おまけ

槙島「紙の本を買いなよ。電子書籍は味気ない」 
チェ「そういうもんですかねぇ?」 
槙島「本はね、ただ文字を読むんじゃない。自分の感覚を調整するためのツールでもある」 
チェ「調整?」 
槙島「調子の悪い時に、本の内容が頭に入ってこないことがある。そういう時は、何が読書の邪魔をしているのか考える。調子が悪い時でも、スラスラと内容が入ってくる本もある。何故そうなのか考える。精神的な調律。チューニングみたいなものかな。調律する際大事なのは、紙に指で触れている感覚や、本をペラペラめくった時、瞬間的に脳の神経を刺激するものだ」 




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