世界は変わらず・・・

どうもこんにちわ。

仕事が2連休ということで、久々にブログを書こうと思います。

ブログの観覧数を見ていると、リーマンショックネタが未だに

人気がありました。

http://yoichi41.blogspot.com/2014/01/business-ethics-collapse-of-lehman.html


自分自身も未だに実態がつかめない問題ではありましたが、

最近、真山仁さんの「グリード」(連続経済小説の4シーズン目)が

発行されました。

日々の生活に追われて、完全に6年前(そんなに経つのか・・・)の世界恐慌

を忘れていました。911に関してはもう13年経ってしまっていますから

本当に時が流れるのは早いと思います。

911も、アメリカ人の資本主義に対する恨みなのでしょうか。

もともとイスラム過激派はイスラエルでのユダヤ人との紛争で、

ユダヤ人を支持するアメリカ人に嫌悪感を持っていました。

自分たちの考え方を通し、無差別に虐殺するのはヒトラーのナショナリズムと

同じなわけで、未だにドイツ人もイスラム過激派の軍事キャンプに参加するという

情報もあります。そんなイデオロギー戦争は未だにあるわけで、

日本自体もようやく社会主義から資本主義に変わってきたのだと

真山仁さんの小説の見解は非常に説得力があります。

私も真山さんほどうまくその移り変わりを表現はできませんが、

転職やベンチャーは確かに増えていると思いますし、

コングロマリット化した企業もどんどん解体、効果的なM&Aよって

安定志向重視によって形骸化したビジネスモデルを消していこうという発想も

増えてきていると思います。そういう意味で、国民は保障されている、

政府が守るという意識は前よりは少なくなっているはずです。

さらにそういった変動はこれからもIT業界が引っ張っていきますので、

資本主義だけを意識していてはITバブルの勢いについてないぐらい、

世の中の時のスピードは速くなっていると思います。

2008年の時にはすでにCDO(サブプライムローンが”安全だと”促進するような商品)

に高度なITによる処理技術や金融工学によって販売されていました。

この小説の前半を読んですごいわかり易いと思ったのが、CDOとCDSの話です。

正直私は大学の金融工学の抗議、リーマンショックのドキュメンタリー、MBAでの

ファイナンスの授業などでCDOとCDSに触れる機会がありましたが、

小説で読んだ時の理解度が一番高く、尋常でなくわかり易く書いてあると

感銘を受けました。


長くなってしまいますので、次のブログで詳細を書ければと思います。












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